境界知能で発達凸凹

劣っているが生きている

境界知能と発達凸凹が判明した経緯③

無職、メンタルクリニックへ行く

境界知能、かつディスクレパンシーに差がある(この言葉使いなれてないので頭痛が痛いみたいな表現な気がするがいったん置いておこう)、というウェクスラー知能検査の結果を握りしめ、悶々とする無職。

 

鬱々とした日々を過ごし、ようやく予約の日に。

 

正直、めちゃくちゃ緊張した。

先生がこちらにめっちゃ集中している気がする。

しかし後で思った、私の声が小さくて聞こえにくかった可能性を……

 

なんやかんやとやりとりをして(あまり詳細に書くのは良くない気がするので省く)、

境界知能と発達に凸凹があるという診断をもらう。

 

診断がでるということは支援というか相談していい場所としてメンタルクリニックに繋がれたんだなと思って少し安心する。

というか、たった1人で知能検査の結果を受け止めることがもう、辛かった。

ここからどうやって生きていけばいいのか?自分のことを肯定できないのに就活して自己PRなんてできる気がしなかったし、就職してもまた失敗すると思った。

もう頑張れないと思った。今までの経験も考えながら、絶望的な気分だった。

家族にも相談できなかった。大学まで出してもらったのに、今更こんなの。

そういったなかでメンタルクリニックに繋がれた、誰かに聞いてもらえた、というのはびっくりするくらい安心した。

自分が背負っている荷物を横から支えてもらったような気持ちになった。

ひとりぼっちじゃないと思った。

 

待つ必要はあるが、障害者手帳を取って障害雇用で働くという選択肢も提示される。

発達障害って手帳取れるの!?!?取れないイメージがあったのでびっくり…

そして今更ながら「障害」という言葉の重さに衝撃を受ける。

マジかいな。

 

偏見とかそういうのはないつもりだったけど、自分事となるとショックを受けてしまう自分に対してもショックを受けた。

 

一つ安心すると次の不安へ出会うことになる。

それが精神科という場所、というか人生はそういうものだと気が付くのは後々のお話……

 

とりあえず、これで「境界知能と発達凸凹が判明した経緯」のお話は終わります。

読んでくれてありがとうございました。