境界知能で発達凸凹

劣っているが生きている

ADHDの参考になる動画と私が思うこと

 

大人の発達障害。「ADHD」になるとどうなるのか? 

youtu.be

 

ゆとりーマンさんのこの動画がADHDの参考にとてもなるなと思いました。

医師の監修がきちんと入っています。

 

私自身はADHDの要素は少なめ…と勝手に思っているのですが共感できることもあります。

 

このようなADHD発達障害に「頑張れよ!」と責めるだけでは頑張る方法を間違えてしまうんですよね。

 

「仕事中に脚立を30分も探し回る」というシーンが動画内にあるのですが、「頑張ってきちんとやらなきゃ」と思うだけでは探し回る時間が増えるだけ、なんて現象が起こることが容易に想像できます。

 

頑張らなきゃと思えば思うほど周囲が見えなくなる。

 

そして、なんで頑張っているのに報われないんだ!と疲弊していくという悪循環。

 

自分の能力の中だけで苦手なことを頑張ろうとすると上手くいかないものです。

 

だから、周囲からの助けが必要になります。

「頑張れよ!きちんとしろよ!」と責めるだけではなく具体的な指示が必要になります。

 

周囲は、ADHDの人が頑張っていないからミスをするというより頑張る道筋が分からないからミスをするということを知る必要があります。

そうでないと周囲の人たちは疲弊するだけです。なぜ頑張ってくれないんだろうか、と怒りと虚しさで悩むことになります。

 

また、ADHDの本人は自分の能力だけでは解決できないことがあり、周囲の知恵を借りる必要があるということを自覚すべきです。

周囲の人が難しかったら、病院や様々な支援施設から知恵を借りる。

発達障害向けの仕事への対処法が書かれた本なども多くあるのでそれを利用するのもいいでしょう。

とにかく、自分の能力の中だけで頑張るな。

周囲の知恵を借りながら、頑張ろう。

 

周囲に頼ることに罪悪感を持つ必要はなく、どんな人でも何かをやるときに周囲に頼ることは目指すことへの近道です。

それが分かっているから要領がよい人というのは周りに頼るのが上手です。

罪悪感を必要以上に持っていると周囲にとってプレッシャーになることもあるので、自分の中にある「ありがたいなぁ」という気持ちに注目して、それを伝えるようにしていきましょう。

 

上記のことを意識しながら私は私と周囲の生きやすさを模索しています。